iPadを使って、いろいろな活動をしています②

小学部では全学年で、iPadで使用できる学習アプリを授業で活用しています。


算数の学習には「すらら」、クメール語の学習には「Sangapak(サンガパッ)」というアプリケーションをそれぞれ使用しています。
初めは、「パスワードは何だっけ?」「先生、できないよー」、全員がログインし終わるのに、授業時間の半分くらいかかってしまう程でしたが、今では先生から、「はい、iPad取ってきて、すららを開いて」と言われると、すいすいと始められるようになりました。
先生の授業で考え方を習ってから、練習問題を「すらら」を使って取り組みます。自分のペースで学習を進めることができ、子どもたちは集中してよく取り組んでいます。

休み時間や放課後に、「すらら」で自主学習をする子も。


他にもプロジェクターなどのICT機器を使った授業に、先生も子どもも慣れてきました。
ほとんどの授業で、スライドと、先生の手書きの板書を併用しています。
スライドを使って、板書をわかりやすく。先生の板書を待つ時間も不要です。


書画カメラやiPadで先生の手元を映し出したり。


もちろん、実物の教材や、道具も、子どもたちの理解を助けるのに必要です。
4年生の理科の授業。実際に、子どもにも花を配って、観察させているところ。


1年生の算数の授業。グループワークで、合わせたら10になる数の組み合わせを探しています。


カンボジアでは、先生が教壇に立って一方的に話すだけという、授業スタイルが、まだまだ一般的です。
そんな中、CLAの先生たちは、本当にいろいろな工夫をして授業を作ることができるようになってきています。

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